NECESSITY OF LABOR MANAGEMENT

労務はなぜ必要?

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chapter.01

労務って何ですか

「労務」とは、従業員を雇うと発生する作業のことです。
例えば、労働関係の法律への対応、給与計算、従業員の採用や育成といった事項があります。

そして会社は、働き手を確保し事業を継続・成長させていくため、労務に積極的に取り組む必要があります。
なぜならば、人口減少・働き手の不足による採用難の時代が到来しているからです。

働き手の不足は今後ますます深刻化することが見込まれ、大企業は求人を増やし人材の囲い込みに動いています。
大企業の求人が多い状況では、仕事を探す人は知名度の高い大企業に流れてしまうため、中小企業の人材の確保は、今後ますます難しくなっていきます。

働き手を確保する手段というと賃上げが最初に思い浮かびますが、ボーナスや福利厚生といった要素を総合すると、中小企業が大企業に対抗することは難しく、賃上げだけでは働き手を十分に確保することはできません。

そこで、働き手を確保するために、賃金以外の働き手から選ばれる要素を増やし、仕事を探している人から選ばれる会社になる必要があります。

「働き手から選ばれる要素」とは、会社や仕事に対する納得感の向上、柔軟な働き方の実現、やりがいや自己成長の実感、など数多くありますが、これらの要素は労務に取り組むことで高めていくことができます。

逆に言いますと、「労務」の範囲に含まれる作業に取り組むことで、自社が働き手から選んでもらえる要素が増え、働き手の確保を優位に進められる、ということです。

労務とは、単に法律を守るための作業ではなく、働き手から選んでもらうための職場づくりです。会社は、働き手を確保し事業を継続・成長させていくため、労務に積極的に取り組む必要があるのです。

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労務の取り組み方

では、労務への取り組みはどのように進めればいいのでしょうか。
ポイントは、優先順位を意識することです。

なぜなら労務には、
法律上の義務である項目と義務ではない発展的な項目が混在している
「労務」の範囲に含まれる作業は泣きたくなるほど多い
という二つの特徴があるからです。

そのため、取り組みに優先順位を付けて進めていかないと、法律上の義務である作業が抜けてしまったり、取り組む事項の多さに投げ出してしまったり、といったことが起こります。

でも安心してください!!
われわれ社会保険労務士は、労務において優先して取り組む事項について、専門知識を持っています。
当事務所では、数多くある労務に関する事項の中から、優先して取り組む事項を選び出し、お客様の状況に合わせて取り組んでいきます。

chapter.03

労務に取り組む効果

労務に取り組む効果は、大きく分けると二つあります。

1. 求人に対する反応が向上

労務への取り組みにより働きやすい職場が作られていきます。取り組んだ内容を求人媒体でアピールすることで仕事を探す方に会社の魅力を伝えることができます。

2. 従業員の定着率アップ

働きやすい職場は、仕事を探す方へのアピールになるだけでなく、現在働いている従業員の、会社への愛着心や信頼感を高めることにもつながります。
愛着心や信頼感が高まる結果、従業員の定着率がアップし長期勤続が実現するとともに、仕事へのモチベーションも高まるでしょう。

また、
・求人に対する反応が良くなり採用が楽になる
・会社への愛着心や信頼感が高まることで、従業員の定着率が高まる
という二つの効果は、

・採用活動や採用後の初期トレーニングにかかる時間を削減できる
・長期勤続により高いスキルを身につけた従業員が増えていく
というさらなるメリットを生みます。

高いスキルを身につけた従業員が、採用活動やトレーニングに時間を取られることなく業務に集中できれば、売り上げや利益は自然に増えるのではないでしょうか。

そして、増えた利益を賃上げや福利厚生に回すことで、求人に対する反応はさらに良くなり、そして従業員の会社への愛着心や信頼感はさらに高まっていきます。

このような労務を起点とした好循環を発生させること、そして、労務の立場から企業の利益創出に貢献することを、当事務所は目指しています。

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社労士事務所 SteadyStep

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東京都目黒区中目黒3-6-2 中目黒F・Sビル5F

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社会保険労務士 秋澤 一宏

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13200288(東京都社会保険労務士会)